ダイヤスターダイヤモンド砥石

ダイヤモンド粒子をレジンボンドで約1ミリの厚みに定着した高品質の砥石です。
ダイヤモンドを押えるボンドを柔らかくすると良く砥げるのですが、ボンド層だけが減り、大切なダイヤ粒子は磨耗しないうちに露出して脱落してしまいます。
逆にボンドを硬くすると減りにくくなりますが、ダイヤ粒子が磨耗して頭が減ってきても、ボンド層が減らないので、次ぎのダイヤが出て来ないため削れなくなります。
硬いダイヤ粒子でも極く々々僅かづつ減りますが、それに比例して広い面積のボンド層も少しづつ減っていくのが理想です。
以上のように、ダイヤモンド砥石は良質なダイヤモンド粒子とそれに連れあうレジンボンドを調整するには良質な素材と大変高度な技術が必要です。
このダイヤスターダイヤモンド砥石は、それらを全て考慮して造られた高品質な砥石です。

売れ筋には、次ぎの種類があります。
#1000 価格16600円(+消費税) 中砥石で一番の売れ筋品
#6000 価格16600円(+消費税) 仕上げ用
#1000×#6000  価格26000円(+消費税) 中砥と仕上げが表裏に付いて割安

使用上の注意
1 水を流しながら使うこと。
2 普通の砥石のように力を入れる必要がありません。
3 使用後には必ず砥ぎ汁を水でよく流し、乾いた布 で水気を拭き取ってください。

注意)普通の砥石のようにのろが出て鉄をおろすのではなく、1、粒子が鉄を削り取る、2、力を入れて押さえつける必要がない、のは電着ダイヤ砥石と同じですが、このタイプはダイヤ粒子が露出していないので、力を入れると粒子が取れるとか、生鉄に食い込むよう なことはありません。ただ、レジンボンドは柔らかいので刃物の先で削らないようにして下さい。
上手に使えば電着タイプの数十倍の耐久性があります。
ただ、削られた鉄粉が錆びるとダイヤモンドが消耗しますので使った後に必ず砥ぎ汁や水を拭き取って下さい。

下の写真は#1000×#6000で中砥と仕上げが表裏に付いているものを横から拡大したものです。
一遍に両面を形成するので単独で二種買うより割安になります。

更に下の写真は#6000を拡大したものですが、#6000は砥粒が小さいので、研いでも滑る感じがするので、密着性を高めるためにボンド層が水を含むように小さな空間(穴)が無数に開いています。(ですから、欠陥ではありません)

このページをご覧になったAさんから、ご質問を戴き、次のようにお答えしましたのでご紹介します。(13/7/7記)

Q1 砥面の平面の維持期間について
ダイヤモンド砥石といえども、使用している内に平面が狂うと思います。使用頻度にもよるでしょうが、平面はどれくらい維持出来ますか?また、また狂った場合の修正は可能ですか?

A1 おっしゃるとおりに如何にダイヤモンド砥石でも少しづつ減ります。
もっと正確にいうと、使えば必ず、極く僅かですが減ると云うのが正しいと思いますが、その減り方が非常に少ないということです。
ですから、どれくらい使ったら狂うかは、希望の平面精度にもよりますので正確にはご説明出来ませんが、修正は可能で、それも普通の砥石よりも遥かに少なくてよいのですが、修正をして戴ければ、常に精度の高い平面を維持出来ます。
よく、ダイヤモンドは硬いから修正が難しいと思われるようですが、ダイヤスターの場合は(高弟も同じですが)ダイヤを含んで固定しているボンドはそんなに硬いものではないので、普通の砥石の修正と同じに金剛砥石でこすってもいいし、セメントの土間にこすっても、ボンド部分が減りますので修正が可能です。
恐らく、その部分のダイヤ粒子の一部は磨耗しないで脱落していると思っています。
難を云えば、少し、手間が掛かることと相手の減り方が大きいということでしょうか。

当社では、ダイヤスター砥石の面直しに当社が発売元になっているゼブラ面直器という道具でしています。
時々、1000番の修正を依頼され、相当に狂ってからガマン出来なくなってよこされるようで大変手間が掛かりますが、修正後でもまだ、厚みが十分に残っている場合が普通です。(修正は有料です)
でも、効率を考えたら、あまり狂わないうちにこまめに修正するべきと思っています。

Q2 この砥石は他の砥石の平面矯正に使えますか?
砥面が狂いにくく、強い研磨力があるので面直し器と同様の使い方も出来るでしょうか?
これをすると寿命を縮めますか?私が使用している砥石は某社のセラミック砥石です。

A2 使えると思います。砥石同士をすり合わせれば、お互いの面直しになりますので使えますが、ダイヤモンド砥石を面直しに使うのは勿体無い気がします。
丁度、お互いが面直しが必要の時なら好都合でしょうが・・・。それ以外でしたら、もったいないと思います。
ただ、両方をすり合わせたら、セラミック砥石がどんどん減ると思います。
お使いのセラミック砥石も評判が良いものですが、ダイヤスターは味こそ違い、もっと優れていると思っています。
まお、ゼブラ面直し器でセラミック砥石を掛けたら、タチマチ、面が平になると思います。

Q3 目詰まりの問題
ダイアモンド砥石が目詰まりを起こす可能性はありますか。どうやって直すのでしょうか?砥石で擦れば良いでしょうか?

A3 水を掛けながら使えば、目詰まりはほとんどないと思いますが、もし、目詰まりしたら、おっしゃるように砥石で擦るか、面直し器で調整します。
私の経験では、砥石でする場合は粗くて硬い砥石(GCなど)でした方が効果があるように思います。

Q4 貴社販売のゼブラ面直し器の特徴を教えて下さい。

A4 この商品については「ゼブラ面直器」で詳しいことをご覧頂けますが、簡単に説明しますと、平らな面(厚さ5ミリのガラスが貼ってあります)にペーパーを貼り、そこに水から上げて乾いた砥石を擦り付けると、普通の砥石なら瞬く間に平らになるものです。(ダイヤスターの大分狂ったものを修正したら結構手間が掛りましたので、あまり減らない内にコマ目に修正した方が良いと思います)
ペーパーには二種あり、青が砥石用で、赤が鉋台の台直し用で、本体には各一枚が最初に付属しています。次には各10枚づつお求め下さい。


そして、このご質問を下さいましたAさんからダイヤスターダイヤモンド砥石をお求め頂きました。
更に、お使いになった感想をメールで頂きましたので、ご了解の上で、私のご返事と共にを紹介させて頂きます。
このように、お使いの方から直接に使用感などのご感想を頂けるのはインターネットだから出来ることと思い、ありがたい事と思っています。


Aさん「手持ちの刃物を色々と研いでみましたが、とにかく研磨力の強さには驚きました。
1000番の面を用いれば、荒砥は不要とさえ思えるほどです。
今までセラミック砥石でさえ刃付けが大変だった粉末ハイス鋼の 包丁や、硬質ステンレス鋼のナイフ (これは硬度が高く、総鋼の難物です)でも、あっという間に研ぎ上がってしまうのには驚かされました。」

私:この砥石の開発には私も関与しましたのでよくわかりますが、研削力は普通の砥石ではとてもまねが出来ないと思っています。
ナイフの鋼は硬度は低いのですが、(外国の刃物は全体に硬度は低めです)特殊鋼のため、研ぎにくいはづですが、ダイヤモンド砥石はセラミックでもおろしますので、特殊鋼は普通の鉄と同じ感覚でおろすと思います。
Aさん「難点としては、どんなに力を抜いて研いでも研ぎ目が深くなってしまい、この研ぎ目を仕上げ砥石(私は「北山」という人造砥石を使用しています)で消すのがなかなか大変だということです。
特に1000番の研ぎ目の深さは、注意していないと通常の荒砥と変わらなくなってしまう感じです。
6000番でも、通常の人造砥石のそれより随分研ぎ目が深い感じです。ただ、6000番とは思えない研磨力を生かし、これを中砥として、その後仕上げ砥に乗せてみたところ、非常にいい感じで刃がつきました。もう少し研ぎ込んで、この砥石の使用感に慣れたいと思います。」

私:研ぎ目については、残念ながらある程度はおっしゃるとおりと思います。
それは、ダイヤモンド砥石の宿命で、説明にも書きましたようにノロでおろすのではなく、ダイヤの粒子が相手を削ることから、どうしても研ぎ目が残ります。
ただ、ダイヤ砥石での研ぎ目は、見た目で感じるほど深くないはづで、荒砥石の目よりも早く消えるはづです。これは比較して頂くとお解かりになると思いますが・・。
#6000については、粒子で削る原理からするとダイヤ砥石で仕上げをするには無理があるのですが、お客様の要望で出来るだけ細かいものを造ったものです。
お使いのように、これで研磨の後に普通の仕上げ砥石で仕上げるのが理想と思います。
お使いの北山は当社の定番の在庫品ですし、それ以外での人造仕上げ砥石、あるいは高価ですが、天然も扱っていますのでお知らせしておきます。


お問い合わせとご注文はこちらへメールでお願いします。

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