こだわりのいっぴん

青紙1号使用、切味保証「大慶」鉋


毎年、正月に鉋台打ちの名工猪本さんが年始にお出でになります。

昔、まだ若かった頃、当社の取扱商品は大工道具主体だったため、「職人廻り」と言って職人さんを廻って品物の催促をするのが大切な仕事でした。
そんな時に、職人さんから大工道具の話を聞いたり、職人さんの仕事について教えてもらったものでした。
その頃は、よく、猪本さんにも仕事の催促にお邪魔していましたが、最近は、毎日担当の社員が集荷に訪問しているため、用があれば電話で済ませてしまうので、職人さんを訪ねる事はすっかりなくなっていました。
ですから、猪本さんが年始にお出でになった時に、さまざまな情報をお聞きするのが楽しみになっています。

今年(16年1月)は、次のような話をして行かれました。
『アメリカへ鉋の台打ちの指導に行った関係で、時々、アメリカから鉋の注文が来るのですが、よく切れる刃を手当てしようとすると、三条の職人さんでは初弘、永弘、その他でも有名ブランドは価格が高いために、その他の切らす鉋になると与板に職人さんになります。与板の鉋の職人さんも大体知っているけど、遠方のため小回りが利きません。
ところが、名前は知られていないが、値段が適切で切らす職人さんが三条にたった一人おられるんです。
この人の鉋をアメリカへ送ると、必ず「良く切れた。素晴らしい。」という評価を貰うんです。
この鉋を、削ろう会である有名な鉋職人さんが見て、よく出来ていると感心していたという話もあります。
今まで問屋マークでしか作っていなかったので名前は知られていませんが、兎に角、切れ味は素晴らしいですよ。』

私も、その方のお名前は知っていましたので、早速作って貰おうこととなり、この度、最も使い慣れた青紙1号を使って打ってもらったのがこの「大慶」鉋です。

田中昭吾さんも亡くなるまでは表に出て来られなくて、さまざまな問屋銘の鉋を造っており、それらが全て良く切れたために人気があったのです。

次がその「大慶」鉋です。

次をクリックして頂くとそれぞれの面をご覧頂けます。 -

最初は銘を切銘でしたが、現在の銘になっています

白樫台、完全直ぐ使い、桐箱入で追い柾か柾目、白樫のままか油台かご指定頂けます。
販売価格65ミリ・70ミリ共\25000(+消費税)

17/02/27大慶の特大の六寸鉋(180ミリ)の注文があって製作しました。生地に青紙1号です。

次が大きさの比較のため、70ミリと並べて写した写真です。


上の六寸の特大大鉋は次をクリックして頂くとそれぞれの面をご覧頂けます。 --斜めから

17/03/13上の六寸(180ミリ)の鉋は、なんとアメリカ人の大工さんからの注文だったのです。そして、ご自分で台打ちをしたいので、荒台(樫材を乾燥させたままの素材)も送るようにとのことでした。

他にも、日本ではほとんど注文が無くなった高級両刃鋸8、9、尺、尺1のご注文があり、それらと一緒に3/8日にお送りしたところ、11日に着いたとのご連絡があり、更に、翌日の12日には、なんと台打ちをした写真を添付して送って下さいました。
ジムさんのご了承を得ましたのでご紹介します。

次は、ご本人のジムさんと仕込んだ大鉋で写真をクリックするとその後の情報をご覧頂けます。


お問い合わせとご注文は商品名をお書きの上こちらへメールでお願いします。

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