当社の「商品開発物語」

カクイ印「高性能カッターL型替刃」

自社開発のナイフカッターを発売するに当り、セッテングするカッターのL型の替刃を製作するメーカーを探しました。

丁度、お取引先の問屋さんが、よいメーカーを知っているとのことで連れて行って下さいました。
その工場は兵庫県芦屋市にある東亜工業さんでした。
当時の社長さんは80歳を過ぎておられましたが、かくしゃくとしておられ、芦屋市の商工会議所か商工会の会頭をしておられました。 それだけ地元でも信頼された古くからの刃物専門メーカーでした。

その時に、社長さんから次のような話をお聞きしました。
以前から日本転写紙鰍フ刃物の下請けをしておられたそうです。
日本転写紙の東亜さん担当の方が岡田さんとおっしゃったのですが、ある時、この方のご提案に自分のアイディアを入れて折れ刃式カッターの刃を開発なさったのだそうです。
岡田さんが特許を取ってよいか、と言われましたので、どうぞと申し上げてお取になったとのことでした。
これが日本転写紙がNTカッターとして、その後、岡田さんが独立なさってオルファカッターを立ち上げられた元になったと当時お聞きしました。
(その後東亜工業さんは2年ほど前に廃業されたそうです)

  閑話休題
  実は、東亜工業さんを訪問した時に忘れられない出来事がありました。
  行きは私鉄の芦屋駅からタクシーで行きましたが、いざ帰ろうとした時のことです。
  タクシーでも呼んでもらわないと思っていたら、社長さんが「丁度、市長さんのハイヤーが前に止まっているし、
  時間的にも余裕があるから、それに乗せてもらいなさい。」と言って、事務所の前に止まっていた黒いクラウンの運転手さん
  に話をして下さり、それで駅まで送って頂いたのです。
  当時の芦屋の市長さんは珍しい女性の方で全国的に有名だったのですが、はからずも、その有名な市長さんの専用車に載せて
 頂いたのでした。
結局、このメーカーの品なら大丈夫だと確信して、カッターL型替刃なら、どのメーカーのカッターとも互換ですから、それを自社マークで発売することで大量に発注したのです。
当時は景気が良かったので、ナイフカッターの開発費に約1200万円掛けても利益が出る情況でしたので気が大きくなっていたのだと思います。

次ぎがカクイ印のL型カッター刃です。クリックするとカクイ印とJapanのマークが表示されます


ところが、当社はメーカーではなくて問屋なのです。
メーカーなら自社の製品が全国に行き渡るように有力な代理店網を持っており、新製品を発売すれば全国に一斉に商品を流して貰えますが、問屋の場合は同業の問屋さんは競争相手でもありますから売ってくれないものなのです。ですから自社開発の製品はあくまでも自分の販路で売るしかないのです。
その商品がやがて人気が出て来て、お客さまから指定の注文が来れば、どの問屋さんでも販売してくれますが、最初は自社の販売力だけで売ることになります。

ナイフカッターもそうでしたが、折角優秀なメーカーに製作してもらった替刃も当社が売るだけでしたし、カッター刃は大手メーカーの占有率が高かったこともあり、残念なことに、年月が経った今も在庫が沢山残っております。

次が倉庫にある替刃の在庫です。右下の段ボールにTOAのマークが見えます。


段ボールに5000入と書いてあるように5000枚入りです。




替刃は白いキャラメル箱に油紙に包まれて200枚入っています。(箱の手前の中身を示す刃をサンプルです)


折角のよく切れるカッター刃が大量に在庫になっているために、特別価格で販売を致します。(但し、在庫無くなり次第で終わります)
1箱200枚入りを特値2000円(+消費税)で販売します。1枚当り10円(+消費税)です。

お買い上げ頂いたお客さまから、よく切れたので、とのことで追加のご注文を頂いております。

なお、ご購入価格が5000円以上の場合、送料は当社で負担します。未満の場合は送料500円(+消費税)掛かります。
代引きをご希望ですと他に1万未満なら300円(+消費税)、1万〜3万未満なら400円(+消費税)がかかります。

ご注文とご質問の場合は商品名をお書きの上こちらへメール下さい。

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