当社の「商品開発物語」

工具ホルダー5クリッパー差

昭和52年のことでした。(19/2/26記)

何時もの仮枠用具を取り揃えておられる大阪の販売店のiさんから、次のようなご提案がありました。
「カラビナを溶接してベルトに通して使えるようにして欲しい。」と言われて、簡単なスケッチを書いて下さいました。

それで製作して納品したのが次の商品です。


仮枠と解体の現場ではボールトクリッパーが必需品でしたが、長さが最低でも300ミリありましたので携帯に不便でした。
これを腰に装着するためにご提案を頂いたものが、この製品です。

ここにクリッパーを下げるとブラリとするので、万一クリッパーが、どこかに引っ掛かっても柳が風を流すように腰に影響が来ないこと、更に、着脱がワンタッチで出来ることから非常に便利な工具ホルダーになりました。
これも日本で(多分世界でも)、私が最初に作った商品でした。

次ぎは、その装着するところです。慣れるとホルダーに投げ込むに吊り下げられます。
この角度でクリッパーを当てる
レバーの中に入れて
放せばぶらつくように下がりますます


次ぎは、外すところです。片手で簡単に外せます。
クリッパーをこの角度で持って
レバーを内側に捻って
内側に引けば外れます


上記の操作は今では極く当たり前になっていますが、最初にこのクリッパー差を作った時、如何に便利なホルダーであるか、この操作を販売店さんに説明しながら販売したものでした。

吊り下げ出来る工具はクリッパーだけでなくモンキーのハンドル尻の穴、眼鏡レンチなど、穴の開いた工具類も全て同じ操作で吊り着脱が可能です。

その後、他のメーカーが真似をしてベルト通しを四つ穴の板にした商品を発売して来ました。
何故、四つ穴にしたかというと、案全帯の部品でプスチック製の止め板というのがあり、それが四つ穴だったので、そのようにしたのだと想像しています。
私は、四つ穴よりも二つ穴の方が幅が狭いので都合が良いはづだと考えましたので、対抗上四つ穴も造るが、同時に二つ穴も造って発売しました。

結局、現在、一番売れているのは二つ穴タイプになっています。

次が、その二つ穴と四つ穴の製品です。
工具ホルダー51-2クリッパー差
2ツ穴・鉄メッキ製
工具ホルダー51-4クリッパー差
4ツ穴・鉄メッキ製


仮枠と、その解体の現場はほとんどが屋外のため雨に逢うことがあります。
工具ホルダーは雨に濡れれば錆びてしまいますので、当初からステンレス製を造ろうとしたのですが、値段が物凄く高くなったために幾らも売れない状況でした。
その後、いろいろ研究し大量発注することで単価を下げることが出来ましたので、現在では3種類ともステンレス製も製造しています。

次が、そのステンレス製のシリーズです。
工具ホルダー5Sクリッパー差
2ツ穴・ステンレス製
工具ホルダー51-2Sクリッパー差
2ツ穴・ステンレス製
工具ホルダー51-4Sクリッパー差
2ツ穴・ステンレス


カラビナは本来安全保護具として人体を支えるように出来ていますのでレバーの先端分に引っ張りに抗するためにアギが付いていますが、これが工具ホルダーとして使うには邪魔なために、それを付けないものを特別に製作して使っています。

注意-全ての工具ホルダーは、工具を下げるために作られていますので体重を掛けることは出来ません。

このクリッパー差シリーズは好評でよく売れましたので、もっと発展した商品を考えました。

最初、体重を支える安全保護具のカラビナを利用し、その後も同じ太さのものを使いましたのでホルダー部の太さが10ミリもありました。
これは工具ホルダーとして工具を下げるだけですから、もっと細くしても良いし、職人さんは腰にさまざまな道具を下げるから、ホルダーは少しでも軽い方が使いよいはづなのです。

それで製作したのが次ぎの5のニューシリーズです。こちらから


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