こだわりのいっぴん

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両刃鋸のページ

幻の「名工の両刃鋸」をご紹介します。
                         
                         
再目立てをご希望の場合は2400円+消費税でさせて頂きます。
(返送時の送料は代金合計正味で5000円以上なら当社負担です)
鋸お買上時の本目立ては1800円+消費税でさせて頂きます。


            両刃鋸が外国人に愛用されています。その1
日本古来の永い歴史のある両刃鋸が見向きもされない現状をとても残念に感じていました。
ある時、アメリカで日本の工法で建築関係の仕事をしておられるアメリカ人の大工さんから、大鉋のご注文を頂いた折、一緒に両刃鋸の8、9、尺、尺1を各一枚づつご注文頂きました。

今までも、両刃鋸を使っておられ自分で目立をしているとのことでした。
左の写真は昨年、鉋台打ち屋さんの猪本さんがアメリカへ行かれた折に、撮って来られた彼の写真です。(写真をクリックすると拡大写真をご覧頂けます)

両刃鋸が、却って、アメリカ人の大工さんに珍重されている姿を見て、感動を覚えた次第です。


            両刃鋸が外国人に愛用されています。その2
ある時、香港の方から両刃鋸の注文を頂いてお送りしました。
その後大分日時が経過してからです。

私がアメリカのFacebookにも会員登録しているんですが、そこに写真付きのメールが届きました。
届いたメールにフェースブックから「Ray LeeさんがFacebookであなたが写っている写真にタグを付けました。」というメールでした。

何のことかと思って開いたら、真藤勝雄の鋸を使っている写真があるんです。左の写真がそれで、クリックすると拡大します。
ビックリしましたが、これが香港のお客さんだったんです。

私から購入した鋸が、このように活躍していますよ、という意味で教えて下さったようです。
バイオリンを造っておられるんですね。(この項平成23/1/29記)

昔の両刃鋸は、確かに合板などを切れば、刃先を硬くした替刃式に切れ味はかないませんが、在来工法の木造建築なら大工さんも、主に天然の木材で仕事をされるはづで、もっと、日本で独自の発達を遂げた両刃鋸が使われても良いのではないかと、何時も思っていました。
縁あって、入手した両刃鋸をこのページにご紹介したところ、沢山の方々からお問い合わせ、お買い上げを頂いており、意を同じくする大工さんがおられることを慶んでおります。


三条の両刃鋸
私は、昭和30年代の初め頃に会社に入りましたが、当時、三条の鍛冶屋さんの中で一大勢力を成していたのが両刃鋸の職人さん達でした。

その鋸鍛冶の中では深沢伊之助が一番有名で、なにしろ七代続く名門ですから、恐らく鋸業界では一番伝統のある家系ではないかと想像しています。 まだ、両刃鋸が全盛の昭和40年代には深沢を名乗る一族だけでも定次、源次、清吉、寅次郎、勝次、達次などの著名工がおられ、深沢一族ではないが、弟子筋で渋木貞五郎、渋木貞助、永桶深水、その他の人気のある職人さんが沢山おられました。

ただ、この一派は伊之助を頂点としていたために、宗家の伊之助の価格より高い価格を付ける人は無く、あくまでも大親方の伊之助が一番高く、他はクラスに準じて価格設定をしていたように感じています。

三条鋸の1、伊之助系列の鋸
ここでは、中屋伊之助を頂点とする深沢系列の方々の作品をご紹介します。(他の作品も順次ご紹介します)

次の写真をクリックすると各鋸の説明と拡大写真を御覧頂けます。
中元定次両刃鋸
尺1
中川源次両刃鋸
尺1売り切れ
深沢勝次両刃鋸
尺1売り切れ
深沢達次両刃鋸
全サイズ

中屋深水両刃鋸
全サイズ・特注尺2
中屋伊之助両刃鋸
売り切れ
中屋米三郎両刃鋸
売り切れ
深沢清吉両刃鋸
売り切れ


三条の鋸の2、伊之助系以外の高級鋸
伊之助系が全盛を極めていた時に、伊之助より高い値を付けておられた別の系統の職人さんが私の知る限り4人おられました。 それが山口介左衛門、五十嵐万吉、大場正一郎、佐藤長一郎でした。

次は、この四人の方の作品です。

次の写真をクリックすると全鋸の説明と拡大写真を御覧頂けます。
佐藤長一郎両刃鋸
尺・尺1
中屋万吉両刃鋸
大場正一郎両刃鋸
9寸・尺・尺1
山口介左衛門両刃鋸
売り切れ


伊之助系以外のその他の高級鋸
上の四人の他にも別の伝統ある系列の職人さんがおられますのでここでご紹介します。

三代鉄心両刃鋸
尺・尺1
中屋伊三郎両刃鋸
尺1
中屋庄兵衛両刃鋸
特注尺2


越後の三条以外の、主に脇野町と小千谷の鋸
新潟には鋸の産地として三条以外に柏崎、小千谷、脇野町などがありましたが、昭和40年代には脇野町に沢山の職人さんがおられ、他に良く名前を聞いたのはは、小千谷の中屋力蔵さんだけだったようです。

それらの作品を次にご紹介します。

次の写真をクリックすると各鋸の説明と拡大写真を御覧頂けます。
中屋庄兵衛両刃鋸
尺1
中屋庄五郎両刃鋸
全サイズ
中屋竹二郎両刃鋸
尺1
中屋力蔵両刃鋸
9寸・尺・尺1追加有
武蔵太郎清国両刃鋸
売り切れ
中屋仁左衛門両刃鋸
尺・尺1
中屋五助両刃鋸
売り切れ
中屋庄三郎
売り切れ


信州の諏訪鋸
全国的に知られた鋸の産地は新潟の三条、兵庫の三木が有名でしたが、他にも新潟の脇野町、長野の諏訪などがありました。
長野県茅野市を中心にした鋸が諏訪鋸として知られていました。
次ぎは茅野市が鋸を特産品として紹介しているページです。最盛期には沢山の鋸職人さんがおられたことが解ります。こちらからお入り下さい。

鋸の材料は長い間、日立製作所で鋸専用に造られた安来鋼「黄鋸」が最良と思われていましたが、後に、「白紙2号」の方が、鑢付がよく、粘りがあって良いことが知られるようになります。
順次、白紙が使われるようになりますが、諏訪では逸早く白紙を使ったこと、使いやすい良い目立てをして出荷したことで人気を得ていたようです。

三条と三木は産地問屋が沢山あったことから全国に宣伝が行き渡って、有名品は値段が高くなっていましたが、脇野町、諏訪の製品は流通面で後手に廻ったせいもあり、品質の割りに値段が安かったように感じています。
技術的には、チャック研磨機の導入、自動目立て機の導入などは変わりなく、却って脇野町、諏訪の方が先行したところがあったようです。

当時は、鍛冶屋目の鋸を街の目立て屋さんが本目立てをして販売していましたので、新品で良い目立てをしてあることが販売店で人気を得るのですが、その点でも諏訪鋸が先行したように思います。
(当時の三条の職人は鋸を入念に作ることに注力しましたが、目立ては目立て職人に下請けさせるだけで品質については責任を持たなかったものです)

諏訪鋸の外観上の特徴は、板に火色を付けない白板のままであること、恐らく工程を合理化するためと思いますが早くから銘をスクリーン印刷にしていたこと、銘は三条の中屋とか、播州の宮野などの定形がなく、普通の姓を使っていることです。

産業文化史「鋸」(平沢一雄著)に諏訪の鋸鍛冶の名簿と系譜がありましたので引用させて頂きます。
そこに昭和4年現在の「諏訪特産鋸製造人名簿」があり、その筆頭に長田伊勢吉が載っています。この写真は古いので破れていて見難いのですが、ここからご覧頂けます。
次ぎは、これを清書して見易くしたページで伊勢吉、春永など名前が載っています。ここからお入り下さい。

次の商品はいずれも新品未使用品で販売出来ます。

次の写真をクリックすると各鋸の説明ページを御覧頂けます。
田中角蔵両刃鋸
尺1
伊勢春両刃鋸
尺1
五味春永
売り切れ
伊勢吉両刃鋸
売り切れ

次の商品は富士製鋸以外は、枚数が少ないので価格などを直接表示しました。
桐か全籐巻きかの柄をお付けしますのでご希望をお申し付け下さい。

クリックすると拡大写真をご覧になれます。(ご注意・製品により少し錆のある物があります)
五味馬之助両刃鋸
9寸・5000円+消費税
富士製鋸両刃鋸
売り切れ
両角千福両刃鋸
売り切れ
山縣今朝夫両刃鋸
売り切れ
五味富三郎両刃鋸
売り切れ


諏訪広志作両刃鋸
売り切れ
久保田由乃里両刃鋸
売り切れ
伊藤與八両刃鋸
売り切れ
真藤勝雄両刃鋸
売り切れ


珍品・静岡の両刃鋸
中屋作次郎両刃鋸
売り切れ


播州三木の両刃鋸
三木は三条と並ぶ大工道具の産地ですが、私の出張先が昔から関西でしたので三木製品を売る訳にはいかず、三条製品を主に販売して来ました。
両刃鋸の売れ残りを探していたところ、販売店さんは両方を販売しておられましたので、三木の両刃鋸もいろいろと仕入れることになりました。
銘柄は沢山ありますので順次アップして行く予定です。
次の商品はいずれも新品未使用品で、道具専門だった小売店さん、問屋さんから仕入れしたものです。
今造ったらとてもこの価格には出来ませんので、いずれも在庫があるだけです。

次の写真をクリックすると説明ページを御覧頂けます。
宮野鉄之助両刃鋸
宮野平次郎両刃鋸
売り切れ
小山鶴吉両刃鋸
無銘尺
吉岡房光両刃鋸
尺1売り切れ

広田金蔵両刃鋸
9寸売り切れ
広田仲蔵両刃鋸
売り切れ
渋谷昌男
売り切れ
光川順太郎
売り切れ
村上信太郎両刃鋸
売り切れ


特別価格両刃鋸
次の商品はいずれも新品未使用品で問屋さんから購入したものです。
全て特別価格で販売致します。
サイズによっては枚数がありますので、ご希望の品、ご希望の数量をお問い合わせ下さい。
今造ったらとてもこの価格には出来ませんので、いずれも在庫があるだけです。

次の写真をクリックすると各鋸の説明ページを御覧頂けます。
深澤勝之助両刃鋸
尺・尺1、尺2
中屋義左衛門両刃鋸
8寸・尺
中屋利春両刃鋸
8寸
中屋藤助両刃鋸
8寸・9寸・尺
文殊四郎兼定両刃鋸
9寸両横
本目立済両刃鋸
尺2売り切れ


中屋勝次郎両刃鋸
尺2寸売り切れ
中屋利光両刃鋸
売り切れ
近藤義光両刃鋸
売り切れ
鷲北竜次郎
売り切れ
中屋哲造両刃鋸
売り切れ
中屋政之助両刃鋸
売り切れ
中屋英吉両刃鋸
売り切れ


両刃鋸その2 特別奉仕価格期間限定しばらく続けます。
前にご紹介したことがありますが、三条のある大手の問屋さんに「お宅は昔、大工道具の専門問屋さんだったんですが、昔の大工用の両刃鋸をお持ちではありませんか?」とお尋ねしたら、「ありますよ。」と言われて、後に奥様から各サイズ200枚くらいはあるとご返事がありました。

それを全て購入させて頂きました。

この問屋さんは販売店さんへの卸はもちろんですが、地方の問屋さんへも大卸をしておられましたので、お得意さんのご指定の銘を切って販売しておられたため、銘を切らないで在庫をしておられた品が多く、購入した中にも無銘の鋸がたくさんありました。
包装した新聞紙の日付は昭和46、47年あたりが一番多く、配達でお出でになった社員の方は、私が35年勤続ですから会社では一番古いんですが、両刃鋸はあんまり売った覚えがない、と言っておられました。

製作した職人さんの名前をお尋ねしましたが、何しろ昔のことなので解らないとのでした。ただ、全て本職用として製作された製品です。

次ぎが当社の倉庫の包装したままの無銘の両刃鋸の一部です。この手前に8寸、9寸があります。
この度、それらを特別価格で販売します。
替刃式の両刃鋸と比較しても価値のある価格に設定した積りです。
商品は未使用品ですが、わずかな錆がある場合があります。

値段は次ぎのようです。
サイズ 販売価格
8寸      2800円+消費税
9寸   2300円+消費税
尺    2300円+消費税
尺一   2300円+消費税
お買上げ時に限り
鋸柄をお見積りします。桐柄か全藤巻柄か、同送でよいか、仕込んだ方がよいかご指示頂きたいと思います。

鍛冶屋目の本目立てになっていますが、
正式な本目立てをご希望でしたら1800円+消費税でお受けします。(再目立ての場合は2400円+消費税です)

無銘の製品に銘を切ることも出来ます。
300円+消費税でご希望の銘を切らせて頂きます。(あまり長銘の場合は割増になります)

なお、送料は800円+消費税掛りますが、合計金額が正味5000円以上なら当社で負担します。
代引きをご希望の場合は1万未満+300円+消費税、1〜3万まで+400円+消費税、3〜10万まで+600円+消費税です。

次ぎは本目立の拡大写真です。横引きで上が8寸、下が尺1で大体同じ縮尺です。鑢で擦った返りが解ると思います。

大工さんから買い戻した1丁物目立て済み古鋸 売り切れ

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