こだわりのいっぴん

墨坪の新しい使い方

墨坪をインテリアに!!

日本の伝統的な大工道具として数百年の歴史ある墨坪ですが、役0年程前から使い方の変化と、プラスチック製の小型軽量タイプの出現で使われなくなってしまいました。

だが、欅材を手彫りした形は永い歴史を得て形作られたものであり、さまざまな壷師よって縁起の良い亀や鶴、龍を配したり、その他さまざまな部分で独創的な彫込んだ墨壷が創作されています。
そのようなことから、使うだけではなく、芸術的な意味とか、建築に関係する縁起物として、もっと注目されて良いのではないかと考えていました。

墨坪を飾りに使う。その1
平成23年の正月に、茶の間の床の間に墨坪を飾りましたのでご紹介します。

次の写真をクリックすると拡大写真がご覧頂けます。


墨坪を飾りに使う。その2
この度、地元の新聞「新潟日報」(18/3/14号)に、墨坪を生花に使うことを提案したら注目されて売れているとの記事が出ていましたのでご紹介します。

次が、その記事です。


上の写真で使われている墨坪は古くからの若葉坪の彫を簡単にした量産タイプの「新若葉坪」という墨壷です。
記事で紹介されている坪源さんは三条の墨坪メーカーとしては伝統があり、私の墨坪のページのトップの少年が持っている大きな墨坪の写真は坪源さんが所蔵してるものです。

私はかねて次のような意見を持っていました。
「家の床の間に何か飾っていませんか。どうせ、なにかを飾られるんしたら、建築関係のお仕事で功なり名を遂げた方なら、墨坪を飾られたら良いのではないでしょうか。」と。

花を生けるかどうかは好みですが、日本の古来からの伝統的な大工道具である墨坪を飾り物として見直して頂きたいと思います。
墨坪の歴史については、私の次のページをご覧下さい。こちら

次は、私が自宅の茶の間に、時々、飾っている墨坪です。


私自身長い間大工道具を扱ってきた者として、墨坪を時々入れ替えて飾って楽しんでいます。

しばらく前から、台湾、中国で作らせた墨坪が出回っていますが、日本の墨坪を単に真似しただけであり、形、彫ともに伝統の形から外れています。お求めの時にはただ、でかいだけでなく、姿形の良いものをお選びになるようにお勧めします。

次は日本の古来からの墨坪に限りない愛着を持つ私の思いを参考に書かせて頂きます。
墨坪の車について職人さんから聞いたことがあります。
「坪車の価格は墨坪の値段の約1割掛かるのが普通」なんだそうです。

坪車を、実際に製作するところを見たことがありますが、丸く木取した材料に、紙型を当て、鉛筆で正確に線を引いてから、糸鋸で丁寧に骨を残して一つづつ穴を開けて行き、その後、小刀で骨を1本づつ削って鎬を付け、廻りの立て溝も三角鑿で手で削っていました。

また、木製の坪車が補充の部品として売れていましたが、骨が何本あるかで値段が違い、大工さんも高級な墨坪ほど本数の多い車を使っていました。
外国製の墨坪は車が小さく、骨がほんの数本しかなく、鎬を立てていませんので、直ぐ解ります。
昔からの墨坪に愛着を持っている私にとって、形だけ真似をしただけで、日本の伝統から外れた造り込みの墨坪は見るだけで嫌な気分になっしまいます。

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