こだわりのいっぴん

薄い造り込み・三代千代鶴型裏金


お得意さんで、昔の鉋の話をしていました。

このお得意さんは昔、大工道具専門の問屋さんだったので、今でも古い大工道具を結構お持ちでして、隣の部屋から昔の三代千代鶴延国の鉋を数枚持って来られ、おかしいな鉋刃よりも裏金が余分にあると言われます。

裏金は鉋刃と同じ数入荷しているはづなのに、なんで余計にあるのかな、もしかして、台打ちに出す時に別の裏金を付けたかも知れない、と云っておられました。

私にとっては鉋も裏金も欲しかったのですが、残念ながら分けて戴けず、ただ、「トエイさん裏金なら1枚差上げますよ。」と云われて裏金を1枚戴いて来ました。

昔、三条で職人廻りをしていた時に、鋼付の上等の裏金は厚みがあってガッチリしているが、本当は、裏金は全鋼を薄造りにして弾力で押えるようにするのが理屈に合ってるいるんだ、と職人さんから聞いたことがあるのです。

裏金の役目の第一は逆目を止めることですが、他にも、鉋刃を押えるという重要な役目があります。
この三代千代鶴の裏金はそういう意味で、考えられた形だと思っています。

この度、三条の職人さんに千代鶴の裏金を見せて同じように出来ないかと頼んで、製作したもらったのが、この裏金です。

次は裏表の写真で、上が普通の上等品・次が今回の三代千代鶴型・下が三代千代鶴の実物です。
(それぞれをクリックすると拡大写真をご覧戴けます)


次は横からの写真です。(クリックすると拡大写真をご覧戴けます)


値段は上の普通の上等品、中の千代鶴タイプの在庫が無い場合がありますので、価格などと共にお問い合わせ下さい。

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